「過去のニュース」カテゴリーアーカイブ

[:en][Done]Lecture by Dr. Hossein Nassaji @ MUE[:ja][終了しました]講演会 by Dr. Hossein Nassaji @ 宮城教育大学[:]

この度、カナダのヴィクトリア大学のHossein
Nassaji先生をお呼びし、宮城教育大学でフィードバックの講演会を開催することになりました。近年、第二言語習得研究では、コミュニケーション活動の中で文法指導を行う方法が様々提案されており、その一つがフィードバックになります。Nassaji先生は近年多数のフィードバックに関する著書や論文を発表しておられる世界的な研究者です。是非この機会に、フィードバックに関する第二言語習得研究の最前線について理解を深めませんか。ハンドアウト等準備のため、申し込みが必要ですので、詳細は添付をご覧ください。

日時:6月24日(月)18:00-19:30

場所:宮城教育大学2号館2階230教室

講演者:Hossein Nassaji (University of Victoria, Canada)

講演タイトル:Interactional feedback in second language classrooms:  What we
have learned from current research

概要
Recent second language acquisition (SLA) research has demonstrated a
need for instructional activities that integrate form-focused
instruction with communicative interaction in L2 classrooms. In this
talk, I will examine one way of doing so, which is through
interactional feedback. I will begin by examining some of the key
issues and controversies surrounding the role of interactional
feedback including how it is used and affects L2 acquisition. I will
conclude by discussing the insights that can be derived from current
research for providing effective feedback in L2 classrooms.

講演者紹介
Hossein Nassaji is Professor of Applied Linguistics at the University
of Victoria, Canada. His teaching and research interests include
instructed SLA and corrective feedback. His recent books are
Perspectives on Language as Action (2018, Multilingual Matters, with
M. Haneda), Corrective Feedback in Second Language Teaching and
Learning (2017, Routledge, with E. Kartchava), Interactional Feedback
Dimension in Instructed Second Language Learning (2015, Bloomsbury),
and Teaching Grammar in Second Language Classrooms (2010, Routledge,
with S. Fotos). His forthcoming book is The Cambridge Handbook of
Corrective Feedback in Language Learning and Teaching (Cambridge
University Press, with E. Kartchava). He is Co-Editor of Language
Teaching Research and Editor of the Grammar Teaching Volume of The
TESOL Encyclopedia of English Language Teaching published by Wiley.

本件に関する問い合わせ
鈴木渉(suzukiw@staff.miyakyo-u.ac.jp

[:ja]東北大学言語学講演会(2019/7/5)[:]

[:ja]

東北大学言語学講演会

  • 日時:2019年7月5日(金)16:30~18:30
  • 会場:東北大学川内南キャンパス中講義棟文学部第2講義室(マップC19)
  • 里麻奈美先生(沖縄国際大学) タロコ語と日本語の比較から迫る身体運動: 言語・認知の関係とその普遍性
  • 中山峰治先生(オハイオ州立大学)・吉村紀子先生(静岡県立大学) 日本人英語学習者の繰り上げ構文の理解に見られる介在効果と主語について
  • 詳細

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[:ja][終了しました]宮城教育大学英語教育講座 2019年度第一回講演会[:]

[:ja]ロンドン大学教育研究所のAndrea Révész先生をお呼びし、宮城教育大学でタスク中心の教授法に関するワークショップを開催することになりました。Révész先生は、コロンビア大学で博士号を取得し、ジョージタウン大学(アメリカ)、ランカスター大学(イギリス)で教鞭をとられ、現職です。ハンドアウト等準備のため、申し込みが必要ですので、詳細は添付をご覧ください。

日時:4月26日(金)18:00-19:30
場所:宮城教育大学2号館2階231教室
講演者:Andrea Révész(UCL Institute of Education, University College London)
講演タイトル:Steps in designing a task-based syllabus
概要
This workshop explores task-based approaches to second/foreign
language learning and teaching. Task-Based Language Teaching (TBLT)
is an educational framework for the theory and practice of teaching
second or foreign languages, an area of language pedagogy which
currently attracts significant interest worldwide. The basic
assumption underlying TBLT is that languages are best learnt through
the use of meaningful language during communicative tasks that are
relevant to learners’ needs. We will begin the workshop with reviewing
the rationale for TBLT. Then, we will consider steps in developing
task-based programmes, such as needs analysis, syllabus design, task
design, task sequencing, task-based methodology, and task-based
assessment. I will demonstrate these steps through a recent project
whose aim was to develop a task-based curriculum for newly arrived
international students in the UK.
講演者紹介
Andrea Révész is an associate professor in applied linguistics at the
UCL Institute of Education, University College London. Her main
research interests lie at the interfaces of second language
acquisition, instruction and assessment, with particular emphases on
the roles of task, input, interaction, and individual differences in
SLA. Currently, she is also working on projects investigating the
cognitive processes underlying second language writing, speaking and
reading performance. She serves as associate editor of the journal
Studies in Second Language Acquisition and is Vice-President of the
International Association for Task-based Language Teaching (TBLT). She
was the winner of the 2017 Best Research Article Award given by the
International Association for Task-based Language Teaching and is the
recipient of the 2018 TESOL Award for Distinguished Research.
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ポスター2019.04.26_MUE_ver1
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[:ja][終了しました]言語科学会Praat講習会[:]

[:ja]言語科学会では,「音声解析プログラムPraat講習会」(1日,午前と午後で5時間)を,以下の予定で開催します.資料を準備しますので,申し訳ないのですが事前登録をお願い致します.先着順に登録したします.事前登録先は,名古屋大学大学院人文学研究科助教 張婧禕: jingyizhang@nagoya-u.jp です.定員30名を予定しています.非会員の方は,この機会に会員になっていただきたいのですが,講習会の参加については会員である必要はありません.ただし,資料代は,会員が1,000円です.非会員が2,000円です.

講師:宇都木昭 先生 (名古屋大学大学院人文学研究科・准教授)

https://sites.google.com/site/utsakr/Home/praat

時間:2019年5月11日(土)

   午前部:10:00~12:30

   午後部:14:00~16:30

場所:名古屋大学東山キャンパス 全学教育棟本館 北棟406 地図のB4のビル

http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/

注:Praatを自分のコンピュータにインストールして持ってきてください.

内容:Praatは,アムステルダム大学のPaul Boersma氏とDavid Weenink氏によって開発されたオープンソースのソフトウェアです。音声の音響分析を行うことのできるソフトとして,世界中で広く使われています。このワークショップでは,Praatによる音声の音響分析や音声刺激の作成方法などを解説します。

お問い合わせ:

名古屋大学大学院人文学研究科・教授 玉岡賀津雄 tamaoka@nagoya-u.jp

名古屋大学大学院人文学研究科助教 張婧禕: jingyizhang@nagoya-u.jp[:]

[:ja][終了しました]第3回「HiSoPra*研究会(歴史社会言語学・歴史語用論研究会)」のご案内[:]

[:ja]第3回 「HiSoPra*研究会(歴史社会言語学・歴史語用論研究会)」のご案内
    HiSoPra*: HIstorical SOciolinguistics and PRAgmatics

日時:2019年3月28日(木)、13:30~17:50(開場は12:45~)  

場所:学習院大学 北2号館(文学部研究棟)10階、大会議室
   http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html の15番の建物

参加費:500円(資料代等)

総合司会:小野寺典子(青山学院大学)、森 勇太(関西大学)

 13:30-13:40 (総合司会者による) 導入

 13:40-14:25 《研究発表》 
  朱 冰(関西学院大学 常勤講師):
  「中国語における禁止表現から接続詞への変化」
  司会:堀江 薫(名古屋大学)
  (発表要旨については、本案内文の下方を参照下さい)

 14:35-15:20 《研究発表》
   片見彰夫(青山学院大学 准教授):
  「イギリス宗教散文における指示的発話行為の変遷」
  司会: 堀田隆一(慶應義塾大学)
  (発表要旨については、本案内文の下方を参照下さい)

 15:50-17:50 特別企画 《鼎談》
 「諸言語の標準化における普遍性と個別性 ―〈対照言語史〉の提唱」
  田中克彦(一橋大学 名誉教授)
  寺澤 盾(東京大学 教授)
  田中牧郎(明治大学 教授) 
  司会:高田博行(学習院大学)、堀田隆一(慶應義塾大学)

本鼎談では、モンゴル語、ロシア語、英語、日本語という個別の言語の歴史を専門とされる3人の言語学者の先生方に登壇願い、社会の近代化に伴い各言語が辿ってきた標準化の歴史に関してお話しいただきます。個別言語の歴史を対照することによって、標準化のタイミングと型、綴字の固定化や話しことばと書きことばとの関係等に関して言語間の相違のほかに、言語の違いを超えた共通性が浮かび上がってくると思われます。言語史研究者が新たな知見を得て、従来とはひと味もふた味も違った切り口で各個別言語史を捉え直す契機のひとつになれば幸いです。 

 18:30-20:30 懇親会
会費4000円(学生は2500円)、会場はJR目白駅すぐ

++

 研究会に参加下さる方は、下記フォームを利用し、ご記入の上、
HiSoPra*研究会事務局(hisopradesk@gmail.com)に、3月25日(月)までにご送信下さい。

   ==============================
   HiSoPra*第3回研究会 参加申し込みフォーム
    お名前(ふりがな):
    ご所属:
    ご専門(領域):
    メールアドレス:
    懇親会に 参加します・参加しません(どちらかをお消し下さい)
   ===============================

(発表要旨)

朱 冰(シュ・ヒョウ):「中国語における禁止表現から接続詞への変化」

中国語では、禁止(否定の命令)は、主に動詞の前に“?”、“不要”といった禁止マーカーを入れることによって表される。これらの禁止マーカーは、以下のように一部の動詞との組み合わさり、文法化を経て接続詞に変化した。
1)禁止(例:别说「~と言わないで」、别提「~に触れないで」)>
尺度添加「~は言うまでもなく」
2)禁止(例:别看「~を見ないで」) > 譲歩「~にもかかわらず」
3)禁止(例:别管「~に気にかけないで」)>
譲歩条件「~であろうとなかろうと、どんなに~であろうとも」
例えば、“别说”は、もともと禁止マーカー“别”と発話動詞“说”(「言う」)の組み合わせで、「~と言うな/と言わないで」という意味の禁止表現であるが、一語化し、英語のlet
aloneや日本語の「~と言うまでもなく/まして~なんて」に近い尺度添加を表す接続詞となっている。命令表現が複文(例:譲歩節、条件節)を構成する現象は、通言語的に観察されている。日本語の「~にせよ」や「~にしろ」といった譲歩を表す接続表現も動詞「する」の命令形に由来するものであると考えられる。
 しかしながら、中国語のように、禁止表現から接続詞に転成する現象は、これまでの類型論研究ではあまり報告されていないようである。本発表は、朱(2018)、Zhu
and Horie (2018)
における考察を踏まえ、禁止マーカーと発話動詞の組み合わせに由来した接続詞を例として、その通時的な成立過程を分析した上、このような接続詞は[[禁止マーカー+発話動詞]等位接続

[尺度添加]]という構文スキーマに基づく拡散的変化によって生じたものであると主張し、文法的変化における類推の重要な役割を強調する。

参考文献
朱 冰(2018)「中国語のモダリティ表現の接続詞化と談話標識化に関する通時的構文文法的研究
-日本語との対照を交えて-」名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士論文,2018年1月
Zhu, Bing and Kaoru Horie (2018). ‘The development of the Chinese scalar
additive coordinators derived from prohibitives: A constructionist
perspective’ In Hancil, S., T. Breban and J. V. Lozano (Eds.), New
Trends on Grammaticalization and Language Change, pp. 361-380.
Amsterdam: John Benjamins.

片見彰夫(カタミ・アキオ):「イギリス宗教散文における指示的発話行為の変遷」

本発表では,指示的発話行為の変遷について論じる。聴衆や読み手の教化,意識や行動の改善を主な目的とする宗教散文における指示的発話行為について,文脈に基づき生起状況を調べる。言語資料としてイギリスの14世紀から18世紀にかけての宗教散文に着目をする。書き手はどのようにして読み手(聴衆)を教義へと誘おうとしたのであろうか。
 14世紀は修道士のみならず,より広い大衆を対象とした宗教散文が広まった時代である。その一群としてJulian
of Norwich, Walter Hilton, The Cloud -author, Margery
Kempeを取り上げる。通時的視点から,17世紀に広く読まれ,小説文学勃興の気運を作ったイギリス国教会の流れを汲むBunyanによるPilgrim’s
Progress,さらに18世紀におけるメソジスト派の創始者John
Wesleyの著書を考察する。
 Wierzbicka (1987)
にもあるように,指示行為動詞は,対人間相互作用や,書き手(話者)による自らを取り巻く世界観を理解するうえで重要である。しかし,宗教散文におけるその働きについては十分な先行研究が従来なされてかなかったといえよう。発話行為動詞,命令,非人称構文,法助動詞を中心に考察するが,比喩や,スキームといった修辞技法の果たす効果についても述べる。

                                  以上
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[:ja][終了しました]手話言語学イベント(再開催)3/21 Nagoya[:]

[:ja]■日時詳細:2019年3月21日(木・祝)13:00~16:10予定(12:30受付開始)
■会場:名古屋市立大学 桜山(川澄)キャンパス 医学研究科・医学部研究棟11階 講義室(大)
■主催:くろしお出版、共催:東京手話言語学研究会(TOSLL)
■参加費:2,500円(税込)
■定員:150名(申込順)

当初、2018年7月28日に開催を予定しておりましたが、台風により中止となったため、同会場にて改めて開催いたします。

イベント詳細・申し込みフォーム
http://www.9640.jp/gakkai/1995/[:]

[:ja][終了しました]日本語学習者の言語能力から作文特性と語彙産出を解析する@名古屋大学(1/26)[:]

[:ja]名古屋大学大学院人文学研究科・第58回日本語教育学講座・分野講演会を行います。

ポスターを添付しておきます。 参加自由で,無料です。

  • タイトル:日本語学習者の言語能力から作文特性と語彙産出を解析する
  • 日時:2019年1月26日(土曜日) 13:00-15:30
  • 場所:名古屋大学全学教育棟・北棟406号室
  • 要約:コーパスは,個人の特性を含まず全体として頻度や表現を計算することが多いようです。しかし,教室内の日本語学習者の作文や語彙の産出をコーパスとして扱い,日本語学習者の言語能力の特性を含んで分析するにはどうすればよいのでしょうか。この講演会では,日本語学習者の作文と産出について,個々人のデータを活かしたコーパスデータの検索,データ編集,統計解析を紹介します。
  • 講演者①: 玉岡 賀津雄 (TAMAOKA, Katsuo) 名古屋大学大学院人文学研究科教授
  • 講演者②: 楊 艶萍(YANG, Yanping) 中南林業科技大学外国語学院日本語学部講師・学部長 名古屋大学・学術研究員(2018年10月から2019年9月)
  • 講演者③: 連 路(LIAN, Lu) 上海外国語大学・日本文化経済学院・博士後期課程3年 名古屋大学・交換留学生(2018年10月から2019年3月)
  • 問い合わせ先:名古屋大学・玉岡賀津雄 (Katsuo Tamaoka) tamaoka@nagoya-u.jp

2019.1.26 – 名古屋大学講演会
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[:ja][終了しました]宮城教育大学講演会(2019年2月8日)[:]

[:ja]題目:Maximizing the Potential of Oral Corrective Feedback

日時:2019年2月8日(金)14:40 -16:10(受付14:30 -)

会場:宮城教育大学 2号館 230教室

*参加費無料(定員100名)
*2/1(金)まで、鈴木渉(suzukiw@staff.miyakyo-u.ac.jp)にご連絡ください

【講師】Roy Lyster (McGill University)

【趣旨】
Theoretical perspectives that run the gamut from skill acquisition
theory to cognitive-interactionist and sociocultural orientations
posit that oral corrective feedback is not only beneficial but may
actually be necessary for moving learners forward in their second
language development. This view has been substantiated by four
meta-analyses of primary studies that together provide strong
empirical support for its overall effectiveness. Even though the
provision of corrective feedback has consistently proven more
effective than its absence, there are still many variables that
interact to moderate its effectiveness.

First, this talk will identify different types of oral corrective
feedback and focus on their relative effectiveness as attested by
empirical classroom research. Next, a range of variables that moderate
their effectiveness (e.g., instructional setting, discourse context,
linguistic target, learner age) will be outlined to shed light on the
complexity of the decision-making process in which teachers must
engage to provide corrective feedback with optimal effectiveness.
Finally, various dichotomies typically associated with oral corrective
feedback (e.g., implicit vs explicit, recasts vs prompts, immediate vs
delayed) will be diffused with a view to making a case for the use of
a wide range of different types as a means to maximize its potential.

【講師紹介】
Roy Lyster is Emeritus Professor of Second Language Education at
McGill University in Montreal. He has a PhD in Applied Linguistics as
well as a B.Ed. and M.Ed. from the University of Toronto, and an MA
from the Université de Paris VII. His research examines content-based
second language instruction and the effects of instructional
interventions designed to counterbalance form-focused and
content-based approaches. He was co-recipient with Leila Ranta of the
1998 Paul Pimsleur Award for Research in Foreign Language Education
and was presented the Robert Roy Award by the Canadian Association of
Second Language Teachers in 2017. He is author of a module called
Content-Based Language Teaching published by Routledge in 2018, and
two books: Learning and Teaching Languages Through Content published
by Benjamin

ホ゜スター20190208
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[:ja][終了しました]第58回名古屋大学大学院人文学研究科日本語教育学分野公開講演会「語彙から見るテキストの計量的分析」[:]

[:ja]2019年2月2日(土曜日)には,国語研究所の山崎誠先生による「語彙から見るテキストの計量的分析」のワークショップを開催します。このワークショップでも,RStudioを使って形態素解析とその結果を利用した頻度分析,対数尤度比による特徴語の抽出,語彙的結束性の計量,語彙の類似度,異なるテキスト間で共出現する語の分布などの計算を行います。参加は,予備登録は必要なく,自由で,無料です。ファイルを添付しておきます。

日時:2019年2月2日(土)13:00~17:00

場所:名古屋大学東山キャンパス全学教育棟北棟406

講師:国語研究所教授,山崎誠

タイトル:語彙から見るテキストの計量的分析

玉岡賀津雄
2019.2.2 – 山崎先生-1
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[:ja][終了しました]名古屋大学大学院人文学研究科言語学分野公開講演会(平成31年1月)[:]

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名古屋大学大学院人文学研究科言語学分野公開講演会
(後援:平成30年度名古屋大学人文学研究科研究プロジェクト経費
「言語学・応用言語学分野の教育・研究促進プロジェクト」)
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●●●第1回公開チュートリアル&第11回公開講演会●●●
https://www.hum.nagoya-u.ac.jp/event/event-sub2/111.html

講師: 南部智史先生(Monash University)
日時: 2019年1月7日(月)10:30~12:00; 13:00~14:30
場所: 名古屋大学東山キャンパス 文系総合館4階 カンファレンスホール(下の地図のB4④)
    (地下鉄名城線「名古屋大学」駅1番出口から徒歩数分)
    http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/higashiyama/hum.html

内容(どちらかのみのご参加も歓迎):
10:30~12:00 チュートリアル「言語の量的データと活用方法」
本チュートリアルでは、まず言語学で利用される量的データの主な特徴を概観する。次に、データの入力方法として現在利用可能なコーパスの使い方やオンラインでのアンケート調査の実施方法などについて紹介し、各自で実際にコーパスの使用、調査の作成を行う。時間があれば分析のための統計的手法についても概説する。(※可能であればノートパソコンをご持参ください。)

13:00~14:30 講演「『だ』の使用と規範意識に見られるギャップと言語変化について」
本研究で行ったアンケート調査によると、「適切だと思っていた価格」などで用いられる「だ」は「省略」すべきでないという規範意識があるようだが、コーパスに見られる実際の使用では「だ」が現れない場合が多い言語環境もあることが分かった。この講演ではこれまでの分析結果を紹介し、言語形式の社会的評価と使用のギャップについて言語変化の側面から議論する。

お問合せ: 大島義和

●●●第12回公開講演会●●●
https://www.hum.nagoya-u.ac.jp/event/event-sub2/12.html

講師: 岩崎志真子先生(Monash University)
題目: 「触覚・センソリアリティ(感覚)による相互行為:
    オーストラリアにおける盲ろう者の触手話会話分析」
日時: 2019年1月12日(土)16:00~17:30
場所: 名古屋大学東山キャンパス 全学教育棟北棟4階 406室(下の地図のB4①)
    (地下鉄名城線「名古屋大学」駅1番出口から徒歩5分)
    http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/higashiyama/hum.html

講演内容:
本発表では,オーストラリア触手話による相互行為の組織化に焦点をあて,触手話コミュニケーションのメカニズム、特に順番交替システムについて検討していく.また,触覚や感覚を利用した相互行為を会話分析的視点により分析し,相互行為におけるマルチモダリティとセンソリアリティについて考察する.触手話とは、先に聴覚を失い,その間手話を習得し,その後失明したという聴覚障害と視覚障害の両方を持つ人々(盲ろう者)が用いるコミュニケーション方法の一つである.
映像収録や編集技術といったテクノロジーの発展に伴い,会話分析のデータが電話の録音から対面的な相互行為へと変わり,ことばやプロゾディーなどの音声資源だけではなく,視線やジェスチャーなど,視覚資源も同時に分析するマルチモダリティという名称のもとに研究が進められている.しかし,盲ろう者にはそれらの音声資源や視覚資源は利用できない.それでは,盲ろう者はどのように会話を開始し,話者交替しながら会話を持続させ,そして会話を終わらせているのだろうか.本発表で、オーストラリアの盲ろう者がどのように順番交替を組織しているかを詳説する.これまでの相互行為分析は,健常者による会話や話しことばがマジョリティであった.一般的に,手話や触手話の研究は少なく、会話分析に至ってはほとんどない.また,触手話によるコミュニケーションを記述することが可能な方法は確立されておらず,記述および分析のための共通基盤がないのが現状であろう.そこで,本プロジェクトでは会話分析的な視点による触手話会話の分析を試み,モダリティを超えた人々の社会性と相互行為の普遍性,そして身体性について考察していきたい.

お問合せ: 安井永子

●●●第13回公開講演会●●●
https://www.hum.nagoya-u.ac.jp/event/event-sub2/13.html

講師: 前川喜久雄先生(国立国語研究所教授)
題目: 「『条件異音』の実証的再検討」
日時: 2019年1月25日(金)16:30〜18:00
場所: 名古屋大学東山キャンパス 全学教育棟北棟4階 406室(下の地図のB4①)
    (地下鉄名城線「名古屋大学」駅1番出口から徒歩5分)
    http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/higashiyama/hum.html

講演内容:
条件異音もしくは条件変異は、音韻レベルの条件にしたがって、単一音素が複数の音声に斉一的に変化して実現される現象をさす概念であり、音韻論における最も基本的な概念のひとつである。上記の概念規定からは、観測される条件異音の物理的ないし生理的特徴は、音韻論的な条件に従って、不連続な分布をなすか、もしくは急峻な多峰性の分布を示すはずである。しかし実際には、そのような予測に従う「条件異音」は必ずしも多くない。この問題について、日本語を対象に、大規模な自発音声コーパスやリアルタイムMRI動画データベースの分析に依拠した研究の現状を報告する。母音の無声化、ザ行子音の調音様式の変異、撥音の調音位置、アクセント句頭のピッチ上昇などの現象をとりあげる予定である。

お問合せ: 宇都木昭
共催: 名古屋音声研究会

●●●第14回公開講演会●●●
https://www.hum.nagoya-u.ac.jp/event/event-sub2/14.html

講師: Iraide Ibarretxe-Antuñano先生(University of Zaragoza)
題目: ”From semantic typology to language acquisition:
    The Thinking for Speaking Hypothesis in practice”
日時: 2019年1月28日(月)16:30~18:00
場所: 名古屋大学東山キャンパス 文系総合館7階 カンファレンスホール(下の地図のB4④)
    (地下鉄名城線「名古屋大学」駅1番出口から徒歩数分)
    http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/higashiyama/hum.html

講演内容:
The Thinking for Speaking Hypothesis (TFS) is a neorelativist proposal developed by Slobin (1991) and colleagues over the last thirty years. Its main argument is that the structure of a language directs the attention of its speakers to specific aspects of the experience when talking about them. As a result, speakers, guided by the linguistic resources available in their languages, will mention some elements and ignore others in the on-line verbalization of an event. The different linguistic patterns resulting from the TFS constitutes the rhetorical style. The TFS model has been widely applied to the study of first languages from a semantic typological perspective (cf. Berman & Slobin 1994; Strömqvist & Verhoeven 2004; Ibarretxe-Antuñano 2017), and in recent years, it has also become increasingly popular among second language scholars (Han & Cadierno 2010; Javis & Pavlenko 2008; Pavlenko 2011, 2014; among others) under the name of “re-thinking for speaking” (Robinson & Ellis 2008). This talk focuses on the advantages of taking into account TFS in second language. The main goal is to show how crucial it is to describe and consider which the rhetorical style of the languages involved is in order for the learners to acquire not just grammatically-correct sentences but also discursively-adequate and native-like utterances.

お問合せ: 秋田喜美

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